額から光を放ち襲いかかる
それはいつものように昼食を取るためにFunFactory入り口へ向かう途中の出来事だった。額から『光』を放つ生き物が、FunFactory入り口から私に向かって襲いかかってきたのである。とっさに私は身を翻した。その生き物は、私の体数センチの所をすり抜けて、しばらく制止がきかず、すこし先でＵターンして、私の後を追うようにして、FunFactoryに戻ってきた。私が状況を把握するのに１秒もかからなかった。腰が砕けそうなくらい爆笑してしまった。
それは、額に「ヨード卵光」のシールを張ったイクラだったのだ。本家いわく「あんまりうるさかったので、シールを張ってやったのだ」そうである。体に粘着性のものが張り付くと異常に嫌がる習性を利用したのだ。 おかげで少しだけ静かになった。
